入隊直後

 

 

 

 

入隊直後の精神面、肉体面はとても辛いです。

 

特に、毎日新たらしい事を覚えて、怒鳴られて、同期のせいで反省して…そういう辛いことが沢山あります。でも初めだけです。必ず慣れます。

 

前期は特に、後期教育より時間があったので、個人的には楽しかった印象があります。

 

今、辛いなぁと思っている人もゴールデンウィークまで頑張ってみましょう!

 

同期と仲良く、辛い時も、楽しく笑顔で1日1日を過ごせば、あっという間に前期が終わります。

 

仮に同期のせいで反省とかがあったとしても、「もしかしたら、自分もやっていたかもしれない」そう考えましょう。

 

間違っても、あいつのせいで!とかは思わないように。必ず自分がやらかす時はあります。

 

ちなみに僕は体力が全く無い状態で入ったので、最初の体力測定は、腕立て30回、腹筋40回、懸垂0回でした。それでも何とかなります。

 

ゴールデンウィークまで、まだ日にちがありますが、まずはそこを目標に頑張って下さい!

 

 

 

 

 

 

基本教練

 

 

恐らく、入隊式後に重点的にやるのは基本教練だと思う。

特に、パレードがある教育隊は丸一日パレードにむけてやるはず。

パレードで重視されるのは、担え銃(になえつつ)と捧げ銃。

担え銃は肘から腕を水平にし、拳を少し内に入れる。

捧げ銃は、まず右腕で銃を自分の真ん中まで持っていく。

目線は規制子(パレード以外は銃剣を刺す所)。そしてすぐに左手で被筒部(ひとうぶ)を掴み、右手を銃床に添える。(掴んではダメ)

行進時は担え銃で、左腕は前45度後ろ15度。

抜刀隊の曲が流れると思うけど、曲の強い音が鳴る所が左足に合う様になっているにで、そのタイミングと周辺視で上手く合わせる。

以上がパレードで注意する所だと思う。

 

基本教練

恐らく、入隊式後に重点的にやるのは基本教練だと思う。

特に、パレードがある教育隊は丸一日パレードにむけてやるはず。

パレードで重視されるのは、担え銃(になえつつ)と捧げ銃。

担え銃は肘から腕を水平にし、拳を少し内に入れる。

捧げ銃は、まず右腕で銃を自分の真ん中まで持っていく。

目線は規制子(パレード以外は銃剣を刺す所)。そしてすぐに左手で被筒部(ひとうぶ)を掴み、右手を銃床に添える。(掴んではダメ)

行進時は担え銃で、左腕は前45度後ろ15度。

抜刀隊の曲が流れると思うけど、曲の強い音が鳴る所が左足に合う様になっているにで、そのタイミングと周辺視で上手く合わせる。

以上がパレードで注意する所だと思う。

 

自衛官候補生 注意事項

まだ始まったばかりで、お客様期間だとは思いますが、入隊式が終わった後(89式小銃を付与)から急に厳しくなります。

特にGWが終わると訓練期間に入るのでだいぶ変わります。

台風(営内が荒らされる)や反省(体力錬成)等で自分の時間が減るかもしれませんが、要領良くやれば、なんとかなるので、注意事項記載しておきます。(4年前の事なので、だいぶ忘れているかもしれません)

 

営内編

面合わせは営内でしっかり統制。

(ロッカーの中の制服、戦闘服の順番、向きも。腕の部分を肩側にたすき掛けの様にクロスさせると綺麗にしまえる)

ベッド下に物を置く教育隊は、置く位置を全員合わせる。

毛布は端と端を綺麗に合わせ、バームクーヘンの様な見た目をめざす

(場合によっては、毛布の大きさがそれぞれ違う)

就寝時の携帯は見つからない事を心がける。

(見つかると朝の点呼から体力錬成になる可能性があります)

プレスは、場所やアイロンの台数が限られてくるので、訓練期間に入ったら1人10分以内など時間制限にする。(本当に時間が無い時があります)

靴磨きは脱脂綿やコットンを使うと先端が光りやすい。

(霧吹きがあるとなお良いです。)

とりあえず今書けるのはこのくらいです。

何か分からないことがあったら聞いて下さい。

 

 

 

 

 

自衛官候補生におすすめな物

クリップ(古いてっぱちなら使う)

アウトドア用品の中敷(行軍の時に)

洗濯網

gショック

サロンパス

化粧落とし(どうらんを落とす)

バリカン

脱落防止用品(pxで買えるなら)

裾落とし(式典用)

革手

靴下(行軍の時に履き替える)

 

 

 

4月4日 入隊式

やっと長い1週間が終わった。

この間に、軽く走ると言われ6km程走った。

今思えばペースはそこまで早くなかったと思うが、当時の自分としてはかなりきつかった。

(対話帳にはそう書いてある)

初めての外出は引率外出で、商店街等を散策した後、班長が焼肉に連れて行ってくれた。

そこで、駐屯地にきた時の印象と決意表明した。

僕は、「生き残る」と表明した。

(正直すでに辞めたい気持ちの中での決意表明)

他の班員も色々表明したが、あまり覚えていない。

ただ、熊みたいな見た目の班長が、その時はとても優しかったということだけは今でも覚えている。

3月28日 着隊

地方協力本部から、マイクロバスに揺られ駐屯地まで運ばれる。

当時のバスの中の雰囲気はあまり覚えていないが、みんな会話は無く緊張していたと思う。

 

2時間ほどマイクロバスに揺られ駐屯地に着く。

その時の心境は、「とうとう来てしまった」という気持ちだった。

それも当然だった。

部活は野球部だったが、中学までしかしておらず、高校からは帰宅部

運動なんてまるでしていなかったのだから。

それでも「フリーターを続けるよりはまし」という思いで志願した。

ただ、前期教育が少しでもキツかったら辞めようと思っていた。

それがまさか、4年も続くとは。

駐屯地に着くと、必要書類を提出し、ホワイトボードで自分の班を確認した。

「10班か」

端の方の営内班だったので、他の班長を横目に見つつ、自分の営内班に向かう。

「さっきの班長は小柄で優しそうだったなぁ」

自分の班長も優しそうだったらと願いつつ、営内に入る。

「ジャージに着替えて待っとれ」

低く、訛った声が聞こえた。どうやら他の班員がいるようだ。

そして班長は振り返って僕に気づいた。

「髪長げぇのがきたな笑」

熊みたいな見た目をした班長が僕にそう言い、「お前もジャージに着替えろ」

僕はそれに従い着替える。

そしてその後、他の営内班員や営内班付きなる陸士長と自己紹介をし、1日目が終わった。